パーソナルショッピングサービスを使ってみた

 ファッションは好きなはずなのに、自分の着ている服が好きじゃないしダサい。買い物しても何となくしっくりこない買い物ばかりで、自信を失くしてさらに足が遠のいてしまっている。無頓着ともまた違うからさらにしんどい…。
 こんな不満を垂れ流しながら買い物しても仕方ないので、前から気になってたこのサービスを使ってみることにした。

まずは予約

 行こうと決めたのが直前だったので電話で予約。まずは基本的な情報を聞かれる。

  • 用途 →普段着
  • どんなタイプの服がいいか →可愛いよりは格好良い感じ 
  • スカート派かパンツ派か →パンツ派
  • サイズ →7~9号
  • 好きなブランド →UNTITLEDとかINEDとか
  • 今回欲しいアイテム →コートの下に着るトップス中心に数着
  • 予算 →6~7万

と回答。しかしこれがまあしんどかった!全てがしどろもどろで、自分のファッション偏差値の低さに泣いた。サイズ聞かれてとっさに答えられないってどういうことだ自分。

店員さん「サイズは?」
私「えっと…(言いよどむ)(Mサイズとかいう答えじゃないよなこれ…)」
店員「(困ったように)9号とか何号とか…」
私「あっそれなら7号とか9号とかです、いつも展示されてるのでサイズ合ってるんで気にしてなくて(ひどい言い訳)」

電話の向こうのお姉さんを完全に困らせていた…恥ずかしすぎる…本当に申し訳ない…。
 ブランドも、好きといわれても消去法の好きでしかないので困った。後から考えると、小田急新宿に入ってるブランドでここ1~2年で買ったのはUNTITLED・COUP DE CHANCE、偶然買ってないけどいつも見るのはINDIVIINED、いいなと思うけどどうも買えないのがiCB、というところか。小田急以外でよければPinky&Dianneは好きだと言えるかな(これも値段的にあまり積極的に買えないけど)。全然分かんなくてユニクロとかしまむらばっかりなんです、って言える方がまだ楽な気がするよ。

 そんなこんなで行く前から完全に自信喪失するハメに。

自分のスペックを整理

 電話での受け答えが恥ずかしすぎたので、改めて自分のスペックを整理。

  • 可愛いよりは格好良いのが好き
  • 雑誌は最近買ってないので曖昧だが、CLASSY・GINGER・OggiInRed辺り?
  • パーソナルカラーはオータム(サマーと言われたこともある)
  • 骨格診断の結果はナチュラル
  • でも基本的にウインターでストレートな服が好きで買ってしまうw
  • 憧れブランドはPinky&Dianne、最近買ってるのはワールドのキャリア系ブランド
  • モード系になりたいけど結局シンプル系に落ち着いている、という名のただの地味
  • サイズは7号、もしくは9号
  • 今回は仕事でも遊びでも使える服をトップスメインで欲しい
  • 色物をうまく合わせられないのでベーシックカラーを買いがち

 できる限りちゃんと伝えようと心に決めた。

そして当日

 先に言うと、上で整理したことをわざわざ伝える暇はありませんでした!w

 予約した時刻に指定の場所(専用のサロン)へ。そこで担当の店員さんに簡単な説明を受けたあと、荷物を預けて、店員さんが当たりをつけておいたお店を回る。6~7店舗かな?さすがに知ってるブランドが多かったけど、入ったことのないお店もあった。各店舗で2~3点アイテムを紹介してもらいつつ、フロアの端から端まで一通り見て歩く。
 そして来た道を戻りつつ、気になったアイテムをピックアップしていく。同じお店のアイテムで迷ったらお店で試着して決める(サイズが複数あるものはサイズもそこで見る)。もともと予定になかったものでも、気になったアイテムは寄り道して確保させてもらえる。何なら、テーマから大きく外れてなければ、ただ着たいだけのものも確保できる…!(さすがにそのことは言わなかったけどw)
 サロンに帰ってここから改めて全試着!持ち帰ったのはトップス6着、ボトムス2着。店員さんとあれこれ言いながら試着をして、ニット3着とワイドパンツ1本をお買い上げ。お会計もサロンでまとめて払えた(一部除く)し、もちろん荷物もまとめてくれた。

 というのがざっとした流れ。
 担当の店員さんは、ブランドの垣根を超えてはくれるけれど、話した感じはあくまで"店員さん"という印象だった。○○が流行りなんですよ~、○○に合わせるといいですよね~、って言われても、アイテムの名前が分からない私は苦笑いを浮かべるしかなかった…。でも質問すればちゃんと答えてくれるので、いかに話の流れで自分の聞きたいことを聞けるか、要コミュ力、という感じか。当たり前だけど完全な受け身はダメね。
 とにかくお店の垣根を超えてワンストップで買い物ができるのが大きなメリット。いろんなお店回って、それぞれ店員さんとコミュニケーションとって試着して、自分の頭の中で照らし合わせて…っていうのが疲れるし気後れする私にとっては、このメリットだけで十分使えると思った。気兼ねなく買い物できる、それだけで結構前向きになれるものですね!今回は初めてで探り探りだった部分もあったけれど、慣れれば買い物が楽しくなりそう。

 事前の電話でいかに希望を伝えられるかは重要だけど、買う目的さえ決まっていればいかようにでも使えそうなサービスでした。また春先にでも使いたいな~。

インターネットに救われたい

 もう何度目か分からないけど、心機一転して新しいブログを作った。TwitterInstagramも新しいアカウントに移行した。人生の半分くらいはインターネットやってるはずなのに、何度でも同じことを繰り返していて、本当に"性懲りもなく"という言葉がぴったりだとしか言えない。もうこれで最後にしたい(、と毎回思っている…今度こそ…)。

 そもそも何で私が定期的にアカウントを心機一転したがるのかって、インターネットのことを「現実ではできない理想の自分を投影できる場所」だと思ってる節があるからだ。そして各種アカウントがそのための人格だからだ。ネット上でだったら、自己肯定できるような自分でいられると思っている。でも自分は自分でしかないから理想通りになんてなれるわけがなくて、しばらく経つと、理想通りじゃない自分を自分自身の履歴で見せつけられてしんどくなってしまう。だからそれを消し去って改めて理想だけを投影しようとする。その繰り返しなのだ。
 SNS疲れ、なんて言葉もよく聞かれるし、症状だけ見るとまあ見事に当てはまって笑ってしまうのだが、それでもやめるっていう選択肢だけはありえない。履歴だけ消して、もしくは履歴を残す場所を新しく作って、何度だってやり直す。だってこっちはSNSができる前*1からSNS疲れの症状と付き合ってるんだから(!)。

 そんな使い方してる根底には、私のインターネット原体験が大きく関係している。
 我が家にインターネットが開通したのは中学校に入った頃だ。当時の私は、現実世界=学校では、自分の言動が笑いのネタにされることを恐れながら、というか普通に行動してると笑いのネタにされるのでそれがなるべく少なくなるよう気をつけながら、日々を過ごしていた。そんな中でインターネットに触れて、ハンドルネームという人格を手に入れた私は、現実世界では伸ばせなかった羽を伸ばすことができたのだ。
 各種BBSやチャット、好きだったテレビ番組のファンサイト。好きなものを好きだと言えて、それを否定も笑われもしない世界がちゃんとある。クソみたいな現実をやり過ごす原動力になるには十分だった。この世界を現実に浸食されては困る*2から、基本的に顔見知りには教えない(厳密にゼロではないけど趣味が合った上で相当心を許していないと無理)。インターネット上でなら、自分が夢見る自分になれる。少なくとも現実世界よりはね。

 そう、私は思春期を拗らせたまま大人になってしまったネット弁慶なのだ。もちろん、前述のとおり、理想のインターネット人格を作ろうとして幾度となく失敗しているから、自分はしょうもない自分でしかいられないことを知っている。もう大人だし。だからそんな自分を自虐するし茶化す。
 でも、選択肢の1つとして、インターネットにそういう救いがあってもいいってことは本気で信じている。なぜなら、いつかの私は本当に救われたから。そして、まだそういう救いが存在する余地はあると思うから。


 とはいえ、このSNS時代、アカウントを変えることによって今まで作った人脈が一部失われることは確実なので、アカウントを作って壊すのはさすがにやめたいのです(笑)あるはと申します。漢字だと有葉と書きます。よろしくどうぞ。

*1:プロバイダの無料サーバーで個人HP作ってた十数年前

*2:ごく初期のころに1度やらかして学んだw